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マーヤ・パリー男爵令嬢は王宮騎士のエディ・ニーベル子爵令息と結婚式を挙げる……はずだったのだが、エディは式場に来なかった。 「申し訳ない! 本日の結婚式はなかったことにしてくれ!」 エディの父親の子爵は、婚姻自体を取りやめてもらって構わないと平謝りだったが、マーヤは結婚してエディを待つ選択をした。実はエディはただの王宮騎士ではなく、王直属の隠密『王家の影』の一員で、急な秘密の任務が入ったのだ。何も知らないマーヤは『絶対に幸せにする』というプロポーズの言葉だけを信じ待ち続ける。