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王都バルメリア最下層・クル・ノワ。 泥と煙と借金の街で、詐欺師ルオ・ラザールは今日も「新しいビジネス」を思いついては捕まり、そしてなぜか保釈されている。 真面目すぎる元貴族リシュア、調子だけはいい助手シエナ、 胡散臭いギルドマスターのミモザ――。 金と理屈と情だけで繋がった仲間たちに囲まれながら、 ルオは“更生”という名の次の企みを始めていた。 詐欺と商売、理想と現実、友情と再犯。 光の都バルメリアで、彼らは今日もギリギリを笑いながら生きていく。 「信頼は通貨、言葉は商品。 なら――“人の温度”を流通させよう。 金は冷たいが、縁はあたたかい。 欲望も、夢も、愛も、ぜんぶ混ぜて“取引”に変えてやる。 大丈夫、流行り言葉を使えば信用は3割上がる。 つまり、これは詐欺じゃない。――経済だ。」 詐欺と友情と、少しの奇跡。 これは、再犯予定者たちの不真面目な日常である。
現在制作中の「オッドアイのドラゴン」のスピンオフ作品。 安寧とは誰の為にあるのか。誰に尽くせばよいのか。 ケポポ族で暮らすペテン師のロニアン・バビ(主人公)は世界の終末を察知する。 本編では語らない、「ノギロ桜国(おうこく)の始まりから現在の暮らし」も主人公は知りながら世界の終わりを食い止めようとする。