あらすじ
「マット、マット、ドアマットはいかがですか? 泥も雪もきれいに落としてくれる、上等なドアマットはいかがですか?」
年末、雪の降る日のこと。王都のとある大通りでマット売りの少女がドアマットを売っていた。
王都では今、ドアマットものの小説が流行っている。
だからといって本物のドアマットが売れるわけもない。
しかし、親方に全部売れるまで帰ってくるなと言われてしまった。
孤児である少女は雇い主には逆らえなかった。
それでも今日はあまりにも寒かった。
少女はやむなくドアマットを燃やして暖を取る。
すると目の前にドアマットヒロインの幻が現れた。
それを見て少女は……とっても腹を立てるのだった。
少女はどうしてそんなに腹を立てるのか?
マジ切れした少女の向かう先とは?