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公爵令嬢フィリアーネは困っていた。 いきなり公爵邸に押しかけてきた男爵令嬢エマに、謂われのない疑いをかけられているからである。 「悪役令嬢フィリアーネ!あんたヒュー様に一体何をしたの!?ツンデレ王子のヒュー様が、出会って早々に私にベタ惚れなのはいいとしても、メンヘラかヤンデレみたいにいそいそと私の軟禁部屋を用意するなんて明らかにおかしいわ!属性変わってるじゃない!」 ……そんなことを言われましてもねえ。わたくしは何もしておりませんのよ?ええ、本当に。 ヒューバート殿下の変化も、隠しキャラを攻略できない仕様も、たかだか一キャラクターでしかないわたくしが干渉できることではないのですから。 *悪役令嬢フィリアーネの一人称でお送りします。 *概ねハッピーエンドです。 *キャラクターの性格はよろしくありません。いつものことですが。
渦巻く感情の波に突き動かされた「私」は、彼に手紙を書くことにした。 自己嫌悪、疑念、落胆、不信、期待、様々な思いが去来し、交錯していく。 その先で、「私」が見い出した希望と決意の結末は、果たして……。