あらすじ
世間にとって、アリシアは主人公。しかしラグナルにとって、彼女は排除すべき毒入りキャンディに過ぎない。
転生したアリシアは、自分の人生はゲームのシナリオに従い、真のエンディングに到達して皆を救うことだと悟る。しかし、17年の歳月を経て待ち受けていたのは、ただの完全な失敗だけだった。
謎の男が現れ、物語をかき乱し、主人公を辱め、そして謎めいた琥珀色の瞳でアリシアを憎悪に満ちた目で睨みつける。
アリシアは、その男がゲームには存在しなかったと確信している。
一方、物語の別の章では、ラグナルは自らの魂を焼き尽くした炎から転生した後、退化した男として描かれている。孤児院で子供たちの悲劇的な死を目の当たりにし、自らの「怠慢」ゆえに後悔の念に苛まれながら死んだ伝説の鍛冶屋。
彼の憎しみは完全にアリシアに向けられている。彼は未来に起こるあらゆる悪事の最大の責任者はアリシアだと考えているのだ。
「天国を創ってみせる!」
「天国?つまり第二の地獄のことか?」