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大学の研究棟で行われていた"奇妙な検証" 廊下の中央に立ち、それぞれが感じる「違和感の位置」を提示して検証する。 存在は固定されておらず、“観測する位置”によって 中心が変わるのではないか。 記録を整理するうちに三人は異様な事実に気づく。 データ上に“もう一人”の視線があることに。 違和感をかんじる。 やがてその違和感は、彼ら自身へと向き始める。 記憶が抜け落ち、会話が噛み合わなくなる。 そして存在そのものが曖昧になっていく。 記録にあるが、記憶にない。 観測されなくなったものは、どこへ消えるのか。 最後に残るのは、“読んでいる誰か”の視線だけ。 これは観測者が変わる、その瞬間を捉えた記録である。
小鳥遊 里理(タカナシ サト) 理系のオカルト研究会(通称:リケオカ) 所属の中でも理論派 市販の心霊器具には、なぜか異様に厳しい。 モットーは「目の前で起きている現象を正確 に把握すること」 橘 理ノ助(タチバナ イノスケ) 霊障学部の学生。同じくオカルト研所属。 サトより柔らかい印象で橋渡し役。 モットーは「面白くなければつまらない」 戦闘は好きじゃない。サトでも敵わない秘めた力を稀に見せる。 そんな2人が心霊解明に挑むホラー小説です。 至らないところもございますが、楽しんで頂けたら幸いです。