あらすじ
『ミッドナイト・デッドライン』
(Midnight Deadline 〜死の境界線〜)
「切れた電話の主は、誰が殺すのか。喧嘩中の恋人が叫んだその名前を、窓の外の怪物が囁いた――」
深夜、ガス欠寸前の車を走らせる翔太は、スピーカーフォン越しに恋人・陽菜と激しい痴話喧嘩を繰り広げていた。苛立ちのままに追い抜いた古びたトラック。それが「死神」の逆鱗に触れる。
ライトを消して迫る鋼鉄の塊、そして現れたのは2メートルを超えるロングコートの大男。
密室と化した車内で、翔太は電話越しの罵声と、窓を叩く死のノックに挟まれる。怪物が彼女の名前を口にしたとき、単なる追走劇は、最愛の人間を巻き込む最悪のサスペンスへと変貌する。