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犯行時間、たった10秒の不可能犯罪。 容疑者は勇者一行。 嵐の晩に起きた身も凍る惨劇と、奇妙にもつれたその舞台。 解決不可能に思えたその事件にたった一人で挑むのは、王都で最も有名なあの人物。 ――男の名は昏睡探偵コーゴロ。 「あれぇ……? 謎がすべて溶けたぁ……」 推理に人生を賭ける名探偵とその顛末をめぐる物語。
名探偵・明智院金四郎。 見た目は本格、雰囲気は満点。 しかし推理は、だいたいズレている。 彼は今日も言う。 「犯人はこの中にいる!」 いや、いない。 なんならもう名乗ってる。 あるいはハワイにいる。 そもそも事故かもしれない。 それでも明智院はあきらめない。 簡単な出来事を複雑に、単純な真相を荘重に、 無理やり“名探偵の見せ場”へ変えていく。 被害者、関係者、そして田所刑事の総ツッコミを浴びながら、 今日もまた、しょうもない事件が本格ミステリっぽくねじ曲がる。 これは、 「犯人はこの中にいる!」を言いたいだけの名探偵が活躍する、 全力でまちがった推理コメディ。