あらすじ
東京でくたびれた会社員・宮里陽翔〈みやざと はると〉は、祖母ツルの訃報をきっかけに、沖縄・本部町備瀬へ帰省する。
遺品の桐箱から見つかったのは、若い頃のツルと「自分そっくりの青年」と黒猫が並んだ一枚の古い写真。そこから、陽翔の日常は少しずつきしみ始める。
舞台は、海と御嶽に守られた久高島。
ノロの具志堅ナミ、幼なじみの民俗学者・真帆、兄ラブ義妹のリコたちと共に、
「マブイ=命の流れ」を感じる術を学びながら、島や海に広がる“説明のつかない違和感”に向き合っていく。
沖縄の民間信仰とマブイ伝承をベースに、
ミステリー×タイムリープ×アクションが少しずつ絡み合っていく、
ゆるい会話とじわじわ不穏が同居する、沖縄発ラノベ風マブイ譚。