あらすじ
――正義は、常に正しいとは限らない。
竜討伐を終え王都へと戻ったミシュー=スフィールとカーリャ=レベリオン。
だが彼女たちを待っていたのは、剣でも魔法でも断てぬ「人の悪意」であった。
王都クリュール区で発覚した、違法な奴隷売買。
その闇を追う中で、少女たちは王都貴族の腐敗と、法の名を借りた欺瞞に直面する。
正義を貫こうとすれば、正義そのものが牙を剥く。
そして明かされる、カーリャのもう一つの顔。
玉座に座る“硝子の女王”が下す決断は、王国に何をもたらすのか。
――これは、剣では救えぬ世界と向き合う物語。
理想と現実の狭間で、少女たちは再び選択を迫られる。