あらすじ
少子化は、若者の価値観が変わったから起きたのではない。
結婚しないからでも、産まないからでもない。
人は、将来を設計できない社会では、
結婚も出産も「合理的に」避ける。
本作は、少子化を道徳や感情の問題として語るのではなく、
制度設計の結果として解体する試みである。
派遣と消費税は、なぜ同時に存在すると
人口減少を生む“装置”になるのか。
なぜ真面目な人ほど結婚しなくなるのか。
そして、今すぐ壊すべき制度は何なのか。
誰かを責める話ではない。
これは、少子社会に至った構造を読み解き、
「設計し直す」ための思考の設計図である。