あらすじ
親に捨てられた。
母親は男に夢中になって家を出て、父親は働かずパチンコ屋三昧。
気づけば、俺は祖父母の家で育てられていた。
友達は父親にネズミーランドへ連れて行ってもらったとか、海外旅行に行ったとか、誕生日パーティーをしてもらったとか、よくそんな話を普通にしていた。
でも俺には、それがどういうものなのかよく分からなかった。
そして小学生の頃、飼っていた犬が餓死した。
母親が餌をやらなかったからだ。
その日から、胸の奥に怒りが残った。
そしてグレてひたすら喧嘩した。
そんな俺が、中学で空手に出会う。
これは、家族を知らなかった俺が、
初めて「居場所」を見つけるまでの話。