あらすじ
処刑の光でも死ななかった――それが全ての始まりだった。
白夜に支配された都では、怪異の血を引く者は“処刑”される。
怪人の青年・朔夜も、その一人だった。
子供を救った日、彼は“処刑の光”に撃ち抜かれる。
だが――死ななかった。
光が焼いたのは、彼ではなく“影に潜んでいた魍魎”。
その瞬間、朔夜は“排除される存在”ではなくなる。
そして手にしたのは、世界を切り分ける神通力《一線》。
光は正義なのか。闇は悪なのか。
白夜の都に隠された真実と、歪んだ秩序。
排除と共存がぶつかる世界で、彼は“境界”を引き直す。
――これは、処刑されなかった怪人が世界を変える物語。