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世界は割れた。 終わりなき昼の世界と夜の世界。 人々の文化は衰退し、原始的な生活を強いられる中、前世の記憶を取り戻した一人の漁師、セグ。 前世の知識があるが故のギャップに悩み、変わらない朝日を眺めては何度も苦しむ。 朝しか知らない妻のモニー。 「一緒に心中してくれと言って、誰がついて来てくれるの?」 生へと繋ぎ止めてくれるその手を振り払ってでも、先に進むべきだとセグは考え始めていた。 人類滅亡の分岐点に立ち、地球リングの裏側の黄昏を目指す。 ──朝を終わらせるために。