あらすじ
異世界に転生した俺が知った、この世界で生き延びる唯一の方法。
それは――眠る前に、前世や今世の大切な記憶を一つ捨てることだった。
捨てた記憶の重要性に比例して、翌日、俺は常人ではありえない力を得る。
だがその代償は、昨日までの自分を失っていくこと。
死にかけた一日目。
夜に記憶を捨て、二日目に勝つ。
そんなRPGのような日々の中、俺のそばには、捨てた記憶の感情を糧に成長する相棒の小さなドラゴンがいた。
ヒロインや仲間、そして前世に残してきた家族や恋人
大切な人と過ごす時間そのものが、いずれ失われ、力に変わっていく。
忘れても、人は生き方を失わない。
これは、記憶を代償に戦い続ける転生者と、覚えている者たちの物語。