あらすじ
過労死した43歳のおじさん・安西恒一は、目を覚ますと白い空間で女神アリシアに転生を勧められていた。
攻撃無効、防御無効、状態異常無効、老化停止――いわゆる最強チート付きで。
「確認してもいいですか?」
そう言った瞬間から、女神の想定は崩壊する。
業務内容、勤務時間、危険手当、死亡時補償、帰還条件――
チートより先に労働条件を確認するおじさんに、善良な新人女神アリシアは徐々に追い詰められていく。
「マ、マニュアルには書いてなくて……」
世界を救う前に、契約内容が未定。
前例のない“仮契約”という選択肢を突きつけられ、女神は泣き、上司に確認を取りに走ることに。
これは、勇者にならないおじさんと、かわいそうな女神が織りなす
世界を救わない異世界転生ギャグである。