あらすじ
死の淵に立つ老臣・宗義は、若き日に命を賭して仕えた王・燿昴への想いを胸に秘めながら、静かに最期を迎えようとしていた。
しかし、彼の前に突然、かつての王が若き日のままの姿で現れる。
触れ合うたびに若返っていく宗義の身体。
過去と現在、忠義と愛情、現世と死後の世界が交錯する中、彼が最後に選んだのは……。
これは、ただの再会ではない。
時間も命も越えて繋がった、深く、切なく、美しい約束の物語
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本作は、ひとつの仮想王国を舞台にした短編集。その第一弾としてお届けしました。
全五編を予定しています。
群像劇としても楽しめる作品になっておりますが、オムニバスとして独立しております。
個々の主人公たちが、どこかで交差し、互いに影響を与えていきます。
主従、親と子、兄と弟といった人間関係が、時として忠義や誇りをどう揺るがすのか。
次作も是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。