あらすじ
天保六年八月――――。
天を轟する雷光が、暗天を裂くようにして響き渡った。
この刻、――――。
吉田家の主が息を引き取った。
そして、その幼い養子、数えで六才となったばかりの吉田寅之助
後の吉田松陰が、怪異と共に生まれることとなる
その後、しばらく
利助は、田舎の足軽に生まれた小倅として、
塾の端に参加していた
尤も、女好きで勉学など本来好きでもない利助は、
今日も今日とて気ののらない日を過ごしていたのだが
ある日、恐ろしいことに巻き込まれていくことになる
これは、立身出世といえば華々しい
卑賤の身から後の明治政府要人、総理大臣にまでなった
伊藤利助――後の伊藤博文のまだ若いというにも幼い日々から
化け物、怪異に巻き込まれて、
いつのまにか立身出世してしまっていたという、
その足がかりたる物語である
(※全然序章です、しかも途中です まったり広い心で読みましょう)
※作品に対してAIによる学習を禁止します。