あらすじ
砂漠の大陸中央に位置する
ラハール中央王国――
昼も夜も容赦なく熱が支配する過酷な国。
そこで生まれ育った平民の少年、ルークは、
なぜか「暑さに耐えられる」不思議な体質を持っていた。
五歳のある日、
彼は自分がこの世界に生まれ変わっていること、
そして前世の“断片的な知識”だけを持っていることに気づく。
だが、ルークはそれを特別なことだとは思わなかった。
――楽に生きたい。
――できれば、涼しく。
そんなお気楽な願いのまま成長したルークは、
自分が周囲の魔素の流れを無意識に整え、気温を下げていることに気づいていく。
井戸の水が飲みやすくなる。
人々の息が楽になる。
兵士たちの体力消耗が抑えられる。
それは氷を生み出す魔法ではない。
術式も詠唱もない、
この世界の魔法体系から外れた“異常”。
やがて街を襲う魔物の活性化をきっかけに、
ルークの存在は王国の目に留まる。
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初めて小説を描いてみました。いままで様々な他作品様を楽しませてもらい、「ここ好きだなー」ってなるシーンを出来るだけ詰め込んだ作品にしたつもりです。
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