あらすじ
魔王城へ偽の降伏状と睡眠香と爆薬を持ち込んだ卑怯者の冒険者ジン・クラウゼは、あっさり返り討ちにあう。殺される代わりに受けた罰は、魔王直営ダンジョンの設備へ意識を移され、備品として働かされることだった。
最初の配属先は第一層分岐路の案内板。ところがジンは初日に職員食堂へ冒険者を流し込み、半日で外される。以後、回復の泉の柄杓、宝箱の底板、監視石像の左目、落とし穴の蓋へと次々に配置換えされるたびに問題を起こし、冒険者をおちょくり、魔王ネフィリアの残業を増やしていく。
これは、ダンジョン備品にされた悪知恵多めの冒険者が、魔王と口喧嘩しながらくだらない能力を増やし、妙な形で信頼を積み上げていくダンジョン勤務コメディ。