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いつだって、両親が優先するのは体の弱い双子の片方。 確かに、あの子は体が弱くて、好きに行動できなかった。それは認める。 でも、一線を踏み越えてしまったなら……逃げたって良いでしょう? 私、もう、蔑ろにされたくはない。 個人として見てもらいたいから……私、何もかも捨てるんです。 そう決めて、彼女は去っていった。本当に必要最低限のものだけを持って、するりと逃げたのだ。 逃げた先で、彼女はとても大事にされる。 それが運命だったんだ、とでもいうように――。