あらすじ
うつけと呼ばれた信長と、一人の少年鍛冶が出会ったとき、歴史は動き出す。
戦国の尾張、清洲の鍛冶村。
少年・鉄之助は、亡き父の火床を継ぎ、刀を打ち続けていた。
だが、その刃を見出したのは――「うつけ」と呼ばれる若き織田信長だった。
炎と鉄に向き合う日々の中で、鉄之助は気づく。
鋼は、人の心を映すということに。
信長と弟・信勝、そして乱世を生きる者たち。
鉄之助の打つ刀は、いつしか彼らの“信”と“絆”を繋いでいく。
うつけと呼ばれた男が、歴史に名を轟かすまで――
炎と鉄が照らす、もうひとつの戦国史。
史実の裏側には、こんな物語があったのかもしれない。
炎のゆらめきの中、鉄之助が見た信長の“真実”が、今、語られる。