あらすじ
特別少女『地名美南(ちめい みみなみ)』と青春怪盗高校生『化物幻寄(ばけもの げんき)』は『七怪奇』によって発生した青春を盗視(み)取ることを目的に行動している。
盗視取った青春という名の思い出は、「『化物幻奇』が死んだ」と告げた精神が死んだ未来の彼女『地名美南』に渡す。
未来の『地名美南』は青春に感化されて精神を一時的に取り戻し、未来で死んだ『化物幻奇』の情報を話す。
これは未来の彼女『地名美南』をもとに死別回避を覆すボーイミーツガールアゲインの物語。
<壱章>
同級生の大地と由衣が体育祭で告白する情報を掴んだ青春怪盗高校生『化物幻寄』は、特別少女『地名美南』とともに告白場所へと向かう。
告白先にあった鐘は『七怪奇』の色欲因子『幻惑空間の独断恋愛(パラサイトハーツ)』が宿っており、九割九分九厘告白が成功するはずなのだが――!?
<弐章>
『化物幻奇』とその友達の大地が部室の扉を開けると『七怪奇』の怠惰人間『冥界猫と迷回病(トラブルメリーニャン)』がいた。
『冥界猫と迷回病』は『化物幻奇』に『遊戯(ゲーム)』対決を持ち掛けるがただのゲーム対決ではなく、賭けをする『遊戯』だった。
『化物幻奇』は自身の記憶、『冥界猫と迷回病』は『遊戯』の記憶を賭けとして勝負を始める。
<参章>
『七怪奇』のうち、残り四つに出会わず受験生の夏休みへと突入した『地名美南』は焦りをかんじながらもいつものルーティンを終えて、七怪奇高校の図書室へとたどりつく。
そこにいたのは野沢大地と付き合うことに成功した柳原由衣だった。
軽口をいいあう二人だったが、由衣の「アンタには恋人がいないけど、私にはいるわ」という発言に『地名美南』はもやもやした感情を抱いた。
『地名美南』が抱いたその初めての感情を嫉妬人間『黒部愛(ダークラブ)』が見逃すはずがなかった。
※1章は企画『第25回書き出し祭り』参加作品で投稿した内容に加筆等加えております。