あらすじ
心を病んで酒に溺れながら寝たきりの母を支えるべく、毎日休みなく懸命に働く少女ユラリア。
彼女が仕事で稼いだお金は、母の治療費、酒代、家賃で全て消えていく。
それでもユラリアは、いつか母が立ち直る日を夢見て必死に生きていた。
そんなある日、ベッドで寝ていた母が突然錯乱し、大声で叫びはじめる。
慌てて駆け寄ったユラリアを、母は抱きしめて涙を流した。
「ユラリア、良かった。生きていたのね⁉」
まるで別人のように性格が変わった母は、意を決したように手元に残っていた唯一のドレスを取り出す。
「今日は、この公国を治める公爵閣下がお城で舞踏会を開いているの。それに参加してくるわ」
そして翌日。
母は公爵と「契約結婚」し、公妃となっていた。
突然、公女になってしまった幸薄少女ユラリアの運命はどうなってしまうのか!?