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離縁を告げられた夜、冷徹宰相が差し出したのは情ではなく「契約」だった。 感情より理を重んじ、誰にも媚びずに正しさを通す令嬢セシリア。そんな彼女を「氷の心を持つ女」と笑う者たちの前で、宰相ロウウェンは宣言する――「ならばその氷、私が隣で溶かそう」。 これは、愛より先に信頼で結ばれるふたりが、国の理と心を再定義してゆく政略恋愛譚。怒りではなく手順で、恋ではなく理屈で、運命を組み直す物語。