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凍てついた世界で、言葉は力を持つ。 アレクスは劣等生だった。 ――言葉に詰まるから。 ある日、彼は祠で一冊の辞書を見つける。 そこには、この世界に存在しない言葉が記されていた。 その夜。 寒さで倒れかけた母を前に、 アレクスは必死に言葉を紡ぐ。 「炎」 ――世界で初めて、「赤」が生まれた。 なぜ、この世界から言葉は失われたのか。 なぜ、彼だけがそれを使えるのか。 これは、言葉の意味を知り、 凍てついた世界に春をもたらす物語。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ■全5話・完結済み/約40分