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ケネット子爵家に子供は娘のリニー一人だった。母を亡くしたリニーの元に、父は新しい母マルヴィナを連れてきた。マルヴィナは一生懸命リニーを教育した。リニーはドアマットれいじょうだじどうぎゃくたいだとブツブツ言った。が、マルヴィナは子供を生めない身体だったので、リニーを我が娘として教育に精魂込めていただけだった。そして四年後。 「り、リニーが聖属性持ち? ま、まさか……」 何とリニーが聖女の有資格者であることが判明。手塩にかけて育てたリニーが取り上げられてしまうと、マルヴィナは動揺した。しかしリニーはキッパリと言った。 「お義母様。わたしは聖女になります」