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ぼくの名前は山野ポン太郎。 この春小学三年生になった。 ぼくは普通のタヌキで普通に人間に化けて小学校に通っている。 これは、そんな普通のタヌキの物語である。
山の中にある廃神社。その近くを塒にしていた仔狸の秋陽は、迷子になったという人間の少女・瑞穂を村まで送っていく。母を撃たれ、人間を嫌う秋陽は瑞穂にもう山には来るなと言ったのに、数日後、彼女は再び廃神社を訪れる。それから遊びに付き合わされる日々を送っていたが、ある日突然瑞穂が来なくなった。気になった秋陽は村へ様子を見にいくが――。