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コミュニケーションのすれ違いから大学で居場所を失い、引きこもりがちになった青年は、匿名のイラスト投稿サイトに感情をそのまま線にした絵を載せ始める。 評価を求めていたわけではなかったが、拙い線は思いがけず多くの共感を集め、彼は「名前もない記号のようなアカウント」として注目されていく。 ネット上で少し話題になったところで、現実の苦しさが解消されるわけではないため、嬉しいという感情はあまり湧かなかった。 しかし、たった一人から届いた短いメッセージが、彼のこれからの人生における希望を照らした。