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中学生のぼくにはみどりという小学校のときからの友達の女の子がいた。 よく遊んでいる仲のいい友達。そんなみどりが珍しく恋の話をし始めた。
雨が降ってる。とても強い雨だった。そんな雨降りの空を見ながら、中学二年生の十四歳の少女の瑠璃川竜は竜は雨を降らせるんだよ。って言うお伽話を思い出していた。 竜。雨を降らせる神話の生きもの。 自分と同じ名前の(というか神話の竜が竜の名前の元になっている先輩なのだけど)竜のことを空想しながら、確かに私は雨を降らせるなって、そんなことを嫌そうな顔をしながら竜は思った。 竜がどこかに出かけるとき、もちろん毎日というわけじゃないんだけど、よく雨が降った。それも大切な日には、ほとんど雨が降っていたと思う。(お誕生日とか。遠足とか。思い出すといつも雨が降っていた)