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砂埃が舞い上がる砂漠の大地に、五百年の歴史を持つ王国があった。 名前をサンドリア王国。 代々サンドリア王家が治世を成し、その平穏は五百年の間揺るがなかった。 しかし、突如としてその平穏が崩される。 一夜にして王族が全て殺され、従者や召使ものども、皆殺しにされてしまう。 なんとかして逃げ延びたサンドリア王家第三王女のシェヘラザードは、王都へ必ず戻り、この国を取り戻すという固い決意のもと、流浪の旅に出る。 一方、サンドリア王国のスラム街で暮らしていた少年、ウリは毎日食べるものも満足に手に入れることが出来ず、途方に暮れていた。 ある昼時、魚でも釣れないものかと、スラム街の外れにある汚い池で釣りをしていたところ、とんだ大物を釣り上げた。 なんとそれは、数日前に王宮を追われた、王家の生き残り、第三王女のシェヘラザードだった。
SEKAINOOWARIの千夜一夜物語という曲を舞台としたオリジナル小説を書きました。 ぜひ、楽曲を聞きながらお楽しみください。