ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
レンカは千里眼の家系の末裔だ。 真性の魔術師である祖父の『シャハロ魔術団』でマジックショーの助手をしながら、街から街へ旅をしている。 目的は、五年前に行方不明になったレンカの両親を探すこと。 五年前、レンカは両親が連れ去られる悪夢を見た。 二人は旅行に行った先で、千里眼でも捜し出せないどこかへ隠されてしまったのだ。 どこの街でもマジックショーは歓迎され、人々の生活は平和に見える。 世界は大恐慌の嵐が吹き荒れたあと、各国は悪化した経済情勢を立て直そうと努力している。 なのに、レンカの両親が行方不明になった国は信じがたい速さで繁栄を取りもどしていた。 その裏側に深い闇の存在を感じさせながら。 なぜならその国では、いずれ世界を巻き込む悪夢の大戦争の準備が、夜の向こう側でひそやかに進められていたからだ。 *****第二次世界大戦前夜のヨーロッパをモデルにしたフィクションです。架空の地名が出てきます。歴史上の有名人を参考にしたキャラクターも出てきますが、すべて作者の想像です。
☆あらすじ☆ 女顔がコンプレックスの『美貌の剣士』の兄・レイと、体の弱い『小さな妖精』のような末の妹・サク。二人は姉妹たちの婿探しの旅に嫌々付き合わされる。そんな兄妹が旅先で出逢った優男は、泣く子も黙る『武闘派商人』だった ──。 自分には なんの取り柄も無いと思っているサクは、全く大した事のない翻弄される側のはずだったが、予想外の方向に物事が進み……。 サクの無垢な魂が人々の運命の歯車を狂わせる!