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聖アルチェリア王立学園で、侯爵令嬢ローゼリアは「暗くて感じが悪い」というだけで“悪役令嬢”扱いされていた。 薬がなければ眠れず、誰の記憶にも残らない透明人間のような毎日。そんな彼女にだけ懐いてくるのは、可憐で人気者のヒロイン・リリアーヌ。 けれど彼女もまた、モラハラ王子と陰湿な学園に傷つき、誰にも本音を見せられずにいた。 「ずっと死にたいと思ってた」 「わたしも」 誰にも祝福されないふたりは、やがて共犯になる。 ――卒業パーティで、この気持ち悪い“正しい世界”を燃やすために。
王立学園の卒業パーティで、男爵令嬢を伴った王子が公爵令嬢に婚約破棄を宣言した。理由は、公爵令嬢が男爵令嬢をいじめたから。公爵令嬢は言い返す。 「他の人の事もいじめましたわ」 「へ?」 この作品は、アルファポリスにも掲載しています。