あらすじ
辺境の小さな村カルヴァン村で暮らしていた少年リアン・カルヴァンは、王国の「魂石回収作戦」によって村ごと焼き払われ、家族を失う。
絶望の中で覚醒したのは、心の願望を現実へと変換する魔法――魂石(コンシリア)の力。
しかしその力は未熟で、怒りと悲しみに反応し暴走する危険な代物だった。
王国の内情を追う姫セリーヌ・ヴァレンティとの出会いにより、リアンは力の制御を学びながら、村を滅ぼした陰謀の核心へと迫っていく。
魂石を兵器として扱う王国。
均衡を保つ五王国。
水面下で進む禁忌研究。
そして浮遊都市・蒼空城。
復讐か、理想か。
願望に呑まれるか、願望を使いこなすか。
魂を削る力を手にした少年の選択が、大陸の均衡を揺るがしていく。