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取り調べ室で淡々と語られる、ある男の自白。 妻を殺害した理由は些細な衝突。しかし彼の関心は、犯行の後処理と“コレクション”にあった。 ガラスの瞳を愛でる男は、やがて妻の瞳にも手を伸ばす。 倫理も共感も欠落した語りの先に見えるのは、人間の価値を測る歪んだ基準だった。
その男は何者なのか—— 独裁と粛清の続く東欧の密閉国家・ヴェルカスタン。 そこから逃れてきた一人の亡命者に、日本の特殊部隊・第零分隊が接触する。 亡命者の言葉は、交錯する思惑の渦に静かに投げ込まれた石だった。 偽装された通信、改ざんされた記録、不自然な沈黙。 敵は目に見えず、撃つこともできない――情報と心理が戦場となる。 特命対テロ部隊 第零分隊シリーズ第3弾。