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現実世界で「声」を失った少女・エリスは、言葉が青い蝶に変わってしまう静寂の異世界「硝子の草原」へと迷い込む。そこでは、影を持たない調律師・ゼプトが、人々の重すぎる記憶を宝石に変えて浄化していた。 エリスは自らの喉を塞ぐ「言えなかった言葉」を、銀河から記憶の欠片として釣り上げる。それは亡き母への後悔だった。ゼプトは忘却による救いを提示するが、エリスはその痛みを自分の一部として抱き続けることを決意する。その瞬間、世界に鐘が鳴り響き、彼女は自らの「声」と「影」を取り戻して現実へと帰還する。