あらすじ
《ヘラス》。そこは神々と英雄が生き、伝説が日常に息づく地。現代日本から転移してきた男子高校生、秋月ヒイロ。彼は神の祝福を受け、華々しい力に目覚めて『英雄』となる────はずだった。
目覚めた力、なんか暗い。
己の中に眠っていたのは火でも水でもない、ましてや光でもない《死》の力。しかし、この力の根幹にこそ、ヒイロ自身すら知らない、彼の秘密が隠されていた。
神の血を引く半神達と、神から祝福を受けた転移者達。そして、不老不死の存在である神々。一癖も二癖もある連中に囲まれ、自分の死の力や待ち受ける運命と向き合う中で、少年は時に悩み、時に戸惑い、時に打ちのめされる。
それでも、かつて約束と共に背負った使命を果たすため、彼は何度でも立ち上がり、強くあれなかった者たちと心を通わせ、絆を深めていく。
いつか、信頼し合える仲間達と、マーチングバンドができるくらいに。
「やってみろよ。お前に、俺は、殺せない!!」
古代ギリシャ風異世界で、百折不撓の少年とその仲間達が織り成す、少し不器用で、ちょっと暗くて、それでも熱い英雄譚、ここに開幕!!!!