あらすじ
伯爵令嬢ルリアーネ・バイロンは、十歳の時に婚約者を病で亡くした。
喪失の悲しみから、お転婆だったルリアーネは引きこもりを経て魔道具研究者へと変貌を遂げる。
彼女の願いは唯一つ。もう一度、亡くなった婚約者の声が聞きたい。彼の声が思い出せないから。
ルリアーネの純粋な思いから生まれた声の魔道具は、病で声を失った五歳の王子を救うが、同時に犯罪に悪用される危険性もあった。そのため、彼女は急遽城で保護されることになる。引きこもって声の魔道具研究ばかりしていた彼女が人と出会い、新たな恋をして喪った心を取り戻すお話。
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カクヨム・ツギクルにも掲載。