あらすじ
1960年代からアメリカの反戦運動の煽りを受け、日本でも新左翼運動が激化して行く。当時政権を取った友愛党は激化する運動を抑えようと苦慮し、自衛隊が出動を何度か試みた。自衛隊を出動させるのは簡単であったが、60年代後半は戦後日本が色濃く残っており、民衆は軍国主義に拒否反応を示していた。しかし70年代後半になると、徐々に新左翼運動も下火になっていき、時の総理大臣、石原は、自衛隊を軍隊に昇格させるため、新左翼集団コロニーを発足する。代表と幹部は女性で固められ、1年の時を経て、1981年1月4日に札幌県T駐屯地に侵入して武器庫を奪取し、武装蜂起を試みる。二人のコロニー党員は侵入には成功したが、武器庫奪取までには至らなかった。その理由として武器庫奪取に物怖じした和田が矢野を拳銃で射殺し、たまたま駐屯地を巡回していた二人の兵士にみつかってしまう。男はタガがはずれたのかその二人の兵士を射殺しようとジリジリと間を詰めていく。そこへ本部から連絡を受けた塚原伍長が実弾武器庫から無断で持ち出しグラウンドにジープで乗りつけ、民間人を射殺してしまう。驚いた田所上等兵は塚原伍長に詰め寄るが、塚原は迷うことなく田所を射殺する。なぜ?そこには裏切りと裏切りが交差する謎が....。