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世界樹を守る仕事―― そう聞けば、もっと神聖で、やりがいのあるものだと思っていた。 だが実際の仕事は、 「世界を安定させるために、どこを切り捨てるか決めること」だった。 切れば評価が上がる。 迷えば被害が広がる。 善意も、努力も、すべて“想定内”。 正しい判断を続けるほど、 世界は安定し、 世界樹は静かになり、 ――なぜか、戻らないものが増えていく。 これは、 世界を救う物語ではない。 「切らないと決め続けることが、どれだけ難しいか」 その現場で、少しずつ壊れていく管理人の話。 世界樹って、 思ってたよりブラック企業でした。