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男好きで色狂いだと噂される、第四王女マリエンテ。 それは、王国一の美姫と評される腹違いの姉デリツィアが、名前を騙って行動して醜聞をなすりつけているだけだった。 マリエンテ自身は離れの小屋で暮らしながら、こっそり城下町におりて、乳兄弟が営む飲み屋で給仕係として働いている庶民派王女である。 他国にまで醜聞が及びはじめたことを苦慮した国王は、マリエンテを戦果の報奨として降嫁させることを決める。 御年五十歳になるバッヘム伯爵の後添いとなることが決まり、婚姻の儀がおこなわれる前夜。 マリエンテはいつもどおり、城下町の店で仕事をしていた。 ********** 2022.4.30発売の「訳あり令嬢でしたが、溺愛されて今では幸せです アンソロジーコミック3」(一迅社刊)にてコミカライズ作品として収録されました。 これもすべて、読んでくださった皆さまのおかげです。 どうもありがとうございました。 他投稿先:エブリスタ
三流ゴシップ誌の記者として生計を立てているダレル。 今回の仕事は、三年前の暴動事件において、国庫から費用を横領した罪に問われたロスト伯爵の娘・レティシアへの取材。彼女は国賊の娘らしく、気位の高い悪女として有名だ。 しかし、裏通りにひっそりと建つ店にいたのは、化粧っけのない地味な娘。 迷惑顔のレティシアにダレルは告げる。 「父親にかかった嫌疑を晴らし名誉を回復させる。貴女の醜聞もだ。そのために、こうして追いかけてきたんですよ」 貴族の地位を失った、醜聞まみれの元伯爵令嬢と、ロスト伯爵の冤罪を明るみにし、それを帝都新聞へ売り込んで一花咲かせるためにやってきた男の攻防劇。 ********** ちょいワル系のニヒルな三十路男と、じゃじゃ馬気質の二十歳のご令嬢による、身分差と年の差ものです。お好きな方はお付き合いください。 他サイトにも掲載中