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SNS上などで「地域社会に参加すべきだ」「負担を背負うべきだ」という意見を目にした。正論ではあるけど現実的にどうすりゃいいんかねということを雑にかきました。
地域掲示板を荒らし続ける正体不明の投稿者。 挑発的な書き込みは削除されても繰り返され、やがて「この町に住んでいる」「支援施設に通っている」と匂わせる内容まで現れはじめる。 不安を覚えたAは、施設に通う知人にそれとなく探りを入れる。 すると、どこか“浮いている”人物がいるという曖昧な情報を得る。 確かな証拠はない。 それでもAの中で、点と点はつながっていく。 やがて荒らし本人が顔写真を公開し、事態は一変する。 疑われていた人物は無関係だった。 そして、本当の犯人は――誰もが「意外だ」と口にする青年だった。 噂は静まらない。 ただ、向きを変えるだけだ。 本作は、ネット上の炎上と地域社会の空気を通して、 「思い込み」と「群衆心理」がいかにして誰かの顔を作り上げていくのかを描いた物語です。 怪物は、本当にそこにいるのか。 それとも――私たちの想像が作っているのか。