あらすじ
「姐さんを埋めるのは、これで四回目だ。…まさか、アレも二年で入れ替わるとは思わなかった」
闇夜の山中
スコップ片手に交わされる、男たちの汗と背徳の会話
ヤクザの組長が二年ごとに愛人を替えるたび、山奥の墓地のない墓地に「埋葬」を任される兄貴分のタツと子分のケンジ
人目を忍び、夜中の山道を上る車には、ブルーシートに包まれた「姐御」が横たわっていた
スコップが突き立てられた地面からは、先客の「骨」が……
しかし、タツとケンジが交わす会話の違和感、そして夜が明けた時に明らかになる「姐御」の真の正体とは……
ハードボイルドな描写と、最後の数行で全てを覆すユーモラスなオチが待つ、極道×ブラックコメディの傑作短編