あらすじ
舞台は、山から海へ。
星霜蔵を見つけた修復士・鷺宮直人のもとに、一人の女が現れる。
「瀬戸内海に、もう一つの蔵があります」
戦国最強の海賊が遺した財宝。その鍵は、島々に散らばる五つの欠片。
だが宝を狙うのは、直人たちだけではなかった。
五百年の血の因縁を背負う闇の組織。国家の威信をかけた政府の暗躍。姿なき天才ハッカーの監視網。三つの勢力が瀬戸内海で激突する時、橋の上を、波の上を、島の地下を——逃げ場のない追走劇が始まる。
味方の中に裏切り。敵の中に共感。極限の中で芽生える想い。
前作を超える、息つく暇もない海洋冒険活劇。
四百年の眠りから覚める海の底で、直人が見たものとは——。
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「星霜の蔵」シリーズ第二弾。