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下野国・壬生家の当主として生まれ、日光山で密教の深奥に触れた綱房は、乱世を「仏法を守るべき場」と悟った。兵を心と捉え、戦を“行”として受け入れ、九字護身法をもって軍を統べる異形の武将へと変貌する。凡庸に見えた男は、祈りと刃を両手に、鬼とも仏とも呼ばれる存在へ昇華していく――。
戊辰戦争、二度にわたる宇都宮城をめぐる戦い。 その間、新政府軍と旧幕府軍の間で激しい戦いがあった……。 安塚の戦い――。 旧幕府軍が拠る宇都宮城と新政府軍が拠る壬生城。 いずれが相手の城を落とすのか――。 激しい豪雨の中、今後の帰趨をも左右する戦いが始まる。 かつて分かれた土方歳三への複雑な想いを抱えながら、永倉新八は戦いの最前線に立つ。