ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
新型コロナウイルスで死んだ康太は、元に戻りつつある東京の夜景を見て、あの頃を思い出す。
僕はツカサ。某大手総合病院の総務で働く、二十七歳の事務員だ。 世間には「白衣の天使」なんて言葉があるけれど、そんなの幻想だ。少なくとも僕の職場は、そんな慈愛に満ちた生き物は一人もいない。 「ツカサ君、注射針の数が合わないんだけど!」 「プリンタが壊れた!今すぐ見に来て」 「悪いけど、来月の学会資料の準備を手伝ってくれない?」 職場のミスやわがままに振り回される、終わりのない便利屋仕事。そんな僕の唯一にして最大のストレス解消法は、ホテルでまったりと過ごすことだ。 ある女性との出会いがツカサを変えていく…… この作品はカクヨムでも投稿しています。