あらすじ
雪深い大地で、天の民の少年フェンリルは仲間とともに盗賊として生きていた。
寄る辺なき子どもだけの小さな集団。
ときに追われ、寒さと飢えに耐えながら今日をしのぐ──そんな日々を支えるのは、謎の老人カザド。
ある日、地の民の襲撃にあったフェンリルの脳裏にいつかの炎の記憶がよみがえる。
故郷ヴァナヘイムが灰と化した絶望の夜。姉ヘイルの悲鳴――
喪失と憎悪は彼を生かし、同時に焼き続けていた。
やがて一行は雪原の彼方にあるヨトゥンヘイムという集落に辿りつく。
そこは天の民たちが築いた広大な集落で、子どもたちの新たな故郷となりうる場所だった。
だがそこでフェンリルは、カザドの真実を知ることになる――
カザドの正体。仲間との未来。
彼らに忍びよる不穏な地の民の影……
何ひとつ答えはない。
ただ、生きるしかない道だけがある。
北欧神話からヒントを得て描く、ダークファンタジー。
※北欧神話を下敷きにした独自解釈の物語です。大元から気に入った部分を良いとこどりしているので、それが気に食わない方、純粋な北欧神話を期待している方には向きませんのであしからず。
不定期更新。更新する際は金曜日19時。
第五章あたりから読み応えを重視して、1話あたり2000文字から4000文字前後にしております。序盤はさっくさくです。
https://note.com/brave_llama619/
こちらのnoteでは『はとり圭十』名義で日記や、登場人物や世界の設定、また登場人物のらくがきや漫画を公開中。本編の少し先も先行して公開する時があります。
どうぞよろしくお願いいたします。