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結婚前日に姉が失踪したため、庶子である桜井玲は冷酷な財閥・高橋雅人の「契約花嫁」として嫁ぐ。代役と利用で始まった結婚生活で虐げられながらも、彼女は次第に目覚めていく。姉の帰還と陰謀をきっかけに、玲はもはや誰の影にもならないと決意。自らの才覚と強さで居場所を勝ち取り、「代役」から対等なパートナーへと成長する恋と再生の物語。
高校入学とともに、親友が「バイトを始めたい」と言った。 それは、小さな変化に見えて、私にとっては“裏切り”のはじまりだった。 放課後、彼女は私の知らない場所へ行き、 メッセージを送っても、もうすぐには返ってこない。 そしてある日、彼女は恋をした。 誰かを想い、触れられ、微笑む彼女を前に、 私の中で何かが崩れていく。 彼女が“女”を自覚したその日、 私もまた、言葉にできない「女」を知ってしまったのかもしれない。 ――友情と恋のあわいで揺れるふたりの少女が、 「女になる」という痛みと覚醒を体験する青春心理譚。