あらすじ
気づいたら乙女ゲームの悪役令嬢に転生していた。前世は暴走族あがりの法学部卒、筋と義理を何より大切にする女、エリゼ・フォン・クラヴィエ。婚約者は前世からの推し、次期宰相候補のアルノルド・ヴァイス。しかし再会した推しは、ヒロインのピンク頭にすっかり骨抜きにされかけていた。
「私が好きなアルノルドやない」
王太子も、従者も、騎士も、聖職者も。気づけば学園中がヒロインの引力に飲み込まれようとしている。このままでは国が傾く。エリゼは推しの根性を叩きなおし、ひとりひとりにタイマンを張らせる作戦に出る。笑顔のまま、足払いしながら。
義理と人情と、たまに拳で。悪役令嬢は今日も仁義で殴る。