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記憶が少しずつ失われていく奇病〈白化症〉が蔓延する世界。 人々は大切なものから順に忘れ、やがて自分の名前すら失って消えていく。 記録官として働く青年・ユウは、 「誰かの記憶を文字に残す」仕事をしていた。 忘れられる運命の人々の人生を、最後まで書き留めるために。 ある日、彼は一人の少年・レイと出会う。 レイは言った。 「ねえ、もし僕が君を忘れても、君は僕を覚えていてくれる?」 これは、 忘却に抗う世界で、たった一人の名前を呼び続けた物語。